YAPC::ASIA 2013 に行って来ました。 #yapcasia

超遅れてブログ書いてる。

YAPCにせっかく2日連続で行ったのに、YAPCは最後にブログを書かないと参加したとみなされないので、色々あったことを書いていこうと思う。

1年前、Perlも全く書いたことなかったけど、今の会社に入ることが決まってたので、勉強のために参加してみていた。

YAPC ASIA 2012 に参加してみて思ったこと #yapcasia - from scratch

本当にまだまだなんだけど、Perlもある程度は書けるようになってきた。
あと、DeNAという会社にいるおかげだと思うけど、DeNAの知り合いが多くなってきて、必然的にPerlコミュニティの知り合いも増えてきた。

そんなこともあって1年前はボッチで参加して、@sasata299 や同じくささたつ会議つながりの @hokaccha さんと話をしてたけど、今回はたくさん話せる人が居た。コミュニティのつながりが増えて良かったなぁという率直な感想。

まぁこの辺りの振り返りは置いておいて、自分の中でこれは読んどけ、って思ったやつを紹介しますね。

これは読んどいた方がいいってやつ

naoyaさんのやつ。これは僕の中ではベストスピーチだった。リファクタリングする、コードをメンテナンス可能にする、そのためにテストを書く、という話はよくあるんだけど、素晴らしいのはその方法論をガイド的に教えてくれる事。

牧さんのやつ。
次の10年を戦うために、過去の10年で溜まった負債を精算するという話。

今回のYAPCでの発表はあくまで最初のレガシーコードとの戦いにフォーカスした話でした。でも実はこれまでの作業は今回のこのURL自由化などを含めこれまで10年戦ってきたシステムが次の10年を戦えるようにするための布石だったわけです。

レガシーコードと戦うってのはそういうことなんだ。ただ単にエンジニアが気分良くなるためじゃない。

と牧さんのブログに書かれてますが、完全に心に刺さりました。

kazeburo さんのやつ。
Noderからすると、このAnyEventでイベント駆動型で限られたワーカープロセスに直接つないで処理する方式にかなり魅力を感じた。少し後半はテクニカルな話が多くてついていけなさそうになるけど、かなり面白かった。

個人的には楽しかったやつ

グニャラくんの。
これは、僕も一緒に作ってたWeb Application Frameworkに関してだから、振り返りが他人事じゃなかったし、レガシーサービスに対しての問題意識にいたってはまだ未解決なものもあって楽しかった。


M_Ishikawa さんの。
grunt基礎だったので、自分はほとんど知っている内容が多かったけど、最後に出てきたgrunt-md5filenameがかなり良さげだった。もっとgreeでどんな使い方してるか知りたかったから、話に行けばよかった。。

cou929 さんの。
browserstack使うとE2Eのテストがしやすくなるよ、という話。
viewのテストって面倒だなーと思ってたけど、browserstackでそこまで面倒じゃなくなるかも。

まとめ

naoya さんも書いてたけど、今回はテスト、CIとかの話が多かった。

Perlが割りと先行してサービスを作ってきた以上、どうしてもその時の技術はレガシーなものになり、モダンにするために大工事が必要になる。それにチャレンジしたり、方法論を述べるという話が多かったなと。

Rubyから学ぶパネルトークでは、Perlに固執することは良くないという技術者としてのあるべき論も聞けて本当に実りあるカンファレンスだった。