YAPC で Node.js のトークに応募しました。
Node.js 日本ユーザーグループ代表の古川です。
YAPC でまだ話せるのかは分からないのですが、せっかくなので宣伝させてください。
YAPC というイベントでトーク応募しました。
Node.js と io.js の話はこのブログでずっと話してきたんですが、ある程度まとまってきた所で振り返って話をしようかなと思っています。 日本ユーザーグループ代表の僕と 先日 io.js の技術委員会にノミネートされた 大津さん (@jovi0608) とでこれまでの Node.js の話と io.js の fork 騒動、 そして今後の Node.js という流れで話そうと思っています。
細かい部分は決めていませんが、これまでの流れをおさらいしつつ、最後は二人でパネルディスカッション形式で話しつつ、会場からも広く質問を受け付けるような形で進行できるといいかなと思っています。
聞いてみたいという方がいたらTwitterやFacebook、はてなブックマークなど、何でも良いので押してください。何卒よろしくお願いいたします。 m(_ _)m
何故 YAPC ?
YAPC には Perl 含めて OSS と深く繋がりがある人が多いからです。 OSS はかなり特殊なプロジェクト進行の形を取っています。参加者の皆さんは何かしらの OSS を使っている事が多いです。
Node.js / io.js にかぎらず、 Docker と CoreOS とかも袂を分かつようになりました。CoreOSの場合は fork ではないですが、基本的な方針が受け入れられないという所謂 "音楽性の違い" のような事が原因で分裂が起きるのは実は特に今始まった話じゃないです。
OSS に関わるみんなが OSS をどう進めていくのがハッピーなのかを知る、一つの教材になるのではないかという思いでトークを応募しました。
YAPC で伝えたいことは?
僕らが YAPC でお伝えしたいのは、
- 何故 fork 騒動が起きたのか
- Node.js/io.js のこれまでとこれからどこに向かうのか
- OSS をどう進めていくのが良いのか
の 3 点です。
io.js のコアメンバーがやろうとしたことは一つで「コミュニティドリブンの開発スタイルをPull Requestしたかった」という事に尽きます。
結果としてうまく推移し、Node Foundationに統合という方向で話はまとまりつつあります。既に githubには、両方を運用する Nodejs organization ができています。
ある程度コミュニティの力もあって、分裂前よりも統合後の方がよりコミュニティの意見を得やすく、また情報の発信もスムーズに行われるようになってきました。
Node.jsのこれから
これからどうなるのか、実は僕もそこまで知りません。おそらくコアメンバーでもどうするか決め兼ねているんじゃないかと思っています。今ロードマップに上がっている事、Next Generation リポジトリで議論されている事を踏まえて予想図を描こうと思っています。
その予想図を描くために、これからサンフランシスコに行ってきます。 NodeConfっていうカンファレンスがあるんでそこで話を聞いてきます。
向こうではワークショップも多くて、 isomorphic の web application を学べるワークショップがあったり、 ES6 のワークショップがあったりと楽しそうなので、面白そうな話があれば展開することも忘れずに行ってきます。