東京Node学園 14時限目を開催しました。 #tng14
直前にIsomorphic大会だ!!と銘打っておいて開催連絡を出したんですが、蓋を開けてみればIsomorphicなWAFはRendrだけで、Synth、socket.io + dockerの話、nodeconf、kue、ES6等、非常に多岐にわたる話になりました。
紹介していきます。
Synthの話 by @pchw
最近ちょっとだけバズったinfoqの記事で僕も最初知って、それから使っている方に実際に話しを聞こうという事で、@pchwさんに登壇を依頼しました。
APIファーストのWebフレームワークSynthを巡るコミュニティの困惑
いわゆるクライアントMV*フレームワークにありがちな初期表示のレンダリング時に時間がかかる問題に対処するために開発されたフレームワークです。
僕も勘違いしていたんですが、いわゆる "Isomorphic" なWeb Application Frameworkではありません。
Isomorphicは"同一構造の"という意味なので、クライアント・サーバで書かれる共通化可能な部品を共通化するアプローチであり、ViewだったりModelだったりの再利用可能なコードを再利用するアプローチに対して、Synthはあくまで疎結合を保っており、テンプレートを活かしてクライアントMV*フレームワークの初期レンダリングをサポートする役割を担っています。詳しくは資料をご一読のほど!
milkcocoaとそれを支える技術の紹介 by @_sgtn
slide :
milkcocoaとそれを支える技術の紹介
socket.io と dockerを使ったBaaSであるmilkcocoaの話。
起動するとdocker上でNode.jsが起動し、その上でsocket.ioでリアルタイム通信をする仕組みですね。
結構最新の技術が詰まってて面白かった。始まる前に直接@_sgtnさんと話してて面白かったんですが、社外秘の話もあるようで詳しくはここで言及できないので、詳しい話を知りたければどこかで彼を捕まえて聞いてみましょう。
Rendrの話 by @hika69
東京Node学園祭 2013でもあった Rendrの話。結構実践的に使われている上に利点がわかりやすい資料でした。
Rendr資料の中にある、利点として、
- SPAのきびきびした動作を捨てずに
- 初回ローディングを速く
- 「UI層」という枠組みで言語やテンプレートを統一することでシンプルに
- Google等のボットにコンテンツを読ませるために多大な労力を払わなくてもいい
と書かれていて非常に合理的だと思った。触ってみたい。
NodeConf探訪記 by @bad_at_math
今年のnodeconfに行って来た話とそのnodeconfの成り立ちについての話。
僕も今年nodeconf.euに行くので、それの参考になるかと思って発表していただきました。
文化の違いがよくまとまってて特にジェンダーを意識させるジョークは非常にまずいという事がわかりました。
後は基本的にコミュニケーションと人脈作りがポイントだとも。
実際に9月初旬に行ってくるので実践しようと思います(`・ω・´)ゞ
ES6でよく使いそうなもの by @omatoro
ES6の話、最近 @omatoroさんとか @phi_jp とする機会多くて話するんですが、omatoroさんがES6の話をQiitaにまとめてくれたのでせっかくだから you 発表しちゃいなYO!って言って誘いました。
ES6はつい先日も新しいドラフトが出たので、ちゃんと勉強したくて、9月か10月の頭にでもES6勉強会開きます。
Node.js で Queue を実現する kue の話 by @muddydixon
muddydixon/nodestudy14 · GitHub
RedisをバックエンドとしてQueueを実現するKueの話でした。
Redisのメモリ圧迫とかexpireが指定できないとかあるけど、お手軽にqueueを実現するなら良いなと思いました。
最後にLLDiverの宣伝もしっかりw
最後に
今年も東京Node学園祭 2014やります!!
今年はguillermoやsubstack、maxogdenといった海外スピーカーを呼んでワイワイやる予定です。
もう少ししたら発表募集と参加募集をかけるので、みなさんふるってご参加ください。