#寿司js 、#桜js に行ってきた感想と居心地が良いコミュニティを作ることに関して
teppeisさんのブログエントリを読んで、そういえば全然寿司jsと桜jsについて書いてなかったなと思ったので書く。
寿司js
寿司jsはいつもtwitter上では絡みのあるteppeisさんと一回話してみたかったazu_reさん、imayaさんと飲んでみたいというモチベーションから寿司食べに行こうって誘ったのが始まりでした。結局飛行機の都合でteppeisさんは来れなかったものの、hokacchaさんやyoshikikojiさんやkyo_agoさんが集まってワイワイした飲み会LT大会に。
今必死で寿司用のブログを書いてる。ちなみに寿司.jsというのは、僕がteppeisさんとazu_reさんにライブラリ情報更新ツイートいつも感謝してますという旨の連絡したらteppeisさんから寿司を強請られたので、開催した飲み会です。飲み会のはずだったんやで。。 #寿司js
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) March 31, 2014
寿司jsは以下のエントリを参考にしてもらえればいいかと。
寿司jsでしたLT
僕が寿司jsでした話は、チーム開発してて依存ファイルに変更あった時にライブラリインストールし直す必要あるんだけど、みんなどうしてんの?っていう話で、ちょうど事前にブログ書いてたので、それを解決するためのツール、hookinの紹介でした。
git pullでファイルに変更があったら特定のコマンドを実行する。 - from scratch
毎回起動する時にインストールしなおして解決するとか、代替策は出たんだけど、弊社ではgithubにはあるけど、npmにpublishされてないモジュールが多くて、そういうモジュールをpackage.jsonに記述すると、npm が変更があったかどうかを検知できずに毎回installが実行されるから無駄が多いんだという議論になり、この辺、npmが頑張ってくれるといいよね、っていう話をした。
寿司jsの感想
Promise、package.jsonの話、WebComponentsの話、結婚式LTの話、dockerの話、Firefox、vuejs、hueの話と盛り沢山ですごく楽しかった。ガチなトークでした。参加できなかった人 (@teppeis 含む)は第二回で会いましょう
#寿司js
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) March 31, 2014
まぁこんな感じだった。どちらかと言うとお互いが共通項目について深く話すというよりもお互いの業界を肴に便利情報や自分の興味を語り合うって感じだった。
LTの内容は全部面白かったんだけど、特に面白かったのは、mozaic.fmでも話してたWebComponentsの話 by hokacchaが面白かった。
皿属性消すとお皿見えなくなる #寿司js pic.twitter.com/AdafxYGyy7
— Yoshiki Kojima (@yoshikikoji) March 31, 2014
x-sushiっていうカスタムタグを作って皿属性を消すと皿を見えなくしたり、うにをマグロに変えたりとデモをしてくれた。モジュラビリティを高める話もあったし、ちょうどmozaic.fmで話してたパッケージマネージャの話もチラホラ出てて面白かった。
桜js
花見しながらハッカソンしたいよね、っていうノリからkyo_agoさんが主体となって呼びかけてくれた飲み会LT大会です。結局天候の都合によって花見ハッカソンは叶わなかったんだけど、居酒屋でLT大会になった。
寿司jsの時にtkihiraさんに会いたいって言っていた人が多数いたのでtkihiraさんを入れ、飛び入りでJxckさんとotiai10さんを交えて開催した。
桜jsでしたLT
僕が桜jsでした話はNode.js v0.12で変わることの話だった。tracing apiやchild_processのsync系 APIの話、つい最近入ったPromise, WeakMap, Object.observeが使えるようになるっていう話をした。
基本的には前のNode学園で発表した話と当日にあったpull reqの話だった。
これからのNode.jsの話をしよう // Speaker Deck
https://github.com/joyent/node/pull/7394#issuecomment-39276195
tracing apiとかWeakMapとかメモリの解放がやりやすくなっていいよね、っていう話をした。
桜jsの感想
#桜js おもしろかった、さくらのクラウド、node v0.12、WebGL、HTMLのレイアウトとWebの定義、coffeescriptの踏み絵、closure compiler、formタグの今後、MクライアントサイドMVC dis、power assertの話が出た。
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) April 2, 2014
みんな今後のWebについての話がすごく熱かった。みんな背景違うのにcoffeescriptの時だけ一つになれた感があった #桜js
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) April 2, 2014
というわけで、teppeisさんが書いてくれている通り、深い議論ができて物凄く面白かった。
みんながしたLTと問題提起が良かったんだと思う。
居心地が良いコミュニティを作ること
桜jsと寿司js、すごく居心地が良かった。コンテキストが大体一緒で、皆一定以上の深い造詣や知識があってそういう人達が集まってワイワイ議論するのって物凄く楽しくて有効で、大きめの勉強会行って話し聞いて帰ってくるよりも得られたものは大きかったと思う。
PUT/DELETEの議論の深化もそうだし、クライアントサイドMVCに対するdisもそう。気を遣う事無く自分の思っていることをぶつけられる場っていうのはやっぱり楽しい。
んで、自分は今年の1月からNode.jsユーザーグループの代表なんですけど、Node.jsってフロントエンドツールとしてもバックエンドサーバとしても使われてて、活躍の舞台が広くて必然的にたくさんの人が集まってくれてて嬉しい限りなんですが、大人数になればなるほどコンテキストが大体一緒で深い知識や造詣を持っている人達とコミュニケーションするのってどんどん難しくなってきてるなと感じています。
しょうがないんですけど、東京Node学園に来てもらって発表だけ聞いて帰った時に得ているものと桜js、寿司jsで深い議論した時に得ているものって違うんですよね、質も量も。
Node学園で発表している内容ってのは、そこまで本質とは関係なくて、今のNode.jsで起きている最新の事をsyncする程度で考えてもらえれば良いかなと思っているんです。本質は最後にある懇親会だと思うんですよ。そこで自分が今抱えている問題や作ろうとしているアプリケーションのことを知見者に話したり、深い造詣を持っている人に聞くっていう、思っていることをぶつけられる場にしたいなと思うんです。
発表やLTはそのためのものであって、コミュニケーションのためのタネです。時間の都合上しょうがない人も多いと思うし、人見知りの人もいるのでしょうがないと思うんですけど、発表だけ聞いて懇親会に出ないというのは自分の思っていることをぶつけられる機会を失っているって言うことなので非常に損だと思うんです。
という訳で、今度Node学園 4/24(木) 19時から渋谷ヒカリエで実施します。
コミュニケーションしてみたいけど、詳しい人が誰なのか分からないって言う方や知り合いがいないっていう人は僕が懇親会で話している輪に勝手に加わって、僕に質問や思いの丈をぶつけて下さい。僕より詳しい人がいればその人を紹介しますし、答えられる範囲で話します。
I'm looking forward to talking with you :)