Japan Innovation Leader Summit 2011に行ってきました。

Japan Innovation Leader Summit 2011に行ってきました。

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誰向けのセミナーなのか微妙なところもありましたが、技術的な内容あり、熱い想いあり、震災復興の話ありと
内容の濃いプレゼンばかりでした。

特に石井裕教授のプレゼンはすごかった。
内容もさることながら、終わった後に何かをしなきゃと思わせるプレゼンでした。

教授からのプレゼンで学んだことを3行でまとめます。
1. 今はcrisisの真っ只中、日本のために何かしようと考えていこう。
2. 出杭力、道程力、造山力、独創力、協創力、競創力、屈辱感、飢餓感、孤高感をつけていこう。
3. 自分が死んだあとにも自分が残るようにしていこう、Twitterbotをつくろう。

1. 日本のために何かしようと考える
震災後に発足されたHack for Japanというチームが作成したプロダクトを説明。
風@福島原発やPerson Finderなどのプロダクトがどれくらい早くできたのかについて説明していた。
日本中が歯がゆい思いをしている中でエンジニアとして技術力で答えているのは素晴らしい。

放射能の飛散状況がリアルに分かる「風@福島原発」 | 【EXドロイド(エックスドロイド)】

2. 出杭力、道程力、造山力、独創力、協創力、競創力、屈辱感、飢餓感、孤高感をつけていこう。
いくつか石井先生の造語もあると思うので、軽く説明していきます。

出杭力 出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない、出すぎた杭になれ。突出した能力を持つべき。
道程力 誰もやったことのないことをやることが普通、原野から道を切り開いて道程を作る力を持つべき。
造山力 山を自分の手で創り上げる力。誰も気づかなかった問題を作り出す力。問題発見能力に近い。

独創力 オリジナリティ
協創力 共に作り上げる力
競創力 友人と競争する力、石井先生の友人は常にアイデアを競争している。

屈辱感 プライドを持つ、プライドが傷つけられた時に乗り越える力が出る。
飢餓感 Stay hungryになることで、常に情報を収集しようとする。
孤高感 そのうち、トップランナーになると孤高になる、それでも自分を信じて続ける力がいる。

上のような力と感覚をみにつけてResilientな(弾力のある)人材になってほしい。

3. 自分が死んだあとにも自分が残るようにしていこう、Twitterbotをつくろう。
自分をbot化しておくとよい。クラウド上に墓を作っていきたい。

こんな感じでかなり濃い話でした。
自分も技術者として何かしなければ。
which ( Japan.recovering ) { we.hack(); }