JavaScriptテクニックバイブルを読みました。

JavaScriptテクニックバイブル ~効率的な開発に役立つ150の技

JavaScriptテクニックバイブル ~効率的な開発に役立つ150の技

今が旬。まさに今が旬のJavaScript ですが、本書もまさに今が旬の本です。 特に旬である第10章と第11章の目次はこんな感じです。

10章目次

Chapter10 HTML5を活用する

10-1 古いブラウザで新しい機能を使う

10-2 センサーを利用してデバイスの傾きを検出する

10-3 Hammer.jsでジェスチャーを判定する

10-4 画像や動画をcanvasで加工する

10-5 Geolocation APIで位置情報を取得する

10-6 オフラインでアプリケーションを動作させる

10-7 WebSocketを利用する

10-8 大量のファイルをバックグラウンドで読み込む

10-9 クライアントサイドにデータを保存する

10-10 pjaxを利用する

10-11 要素に独自のデータ属性を定義する

10-12 getter/setterを定義する

10-13 strictモードを利用する

10-14 video要素で動画を再生する

10-15 デスクトップ通知を利用する

11章目次

Chapter11 ライブラリを活用する

11-1 JSDeferredで非同期処理を記述する

11-2 Backbone.jsでJavaScriptを構造化する

11-3 CoffeeScriptでシンプルにJavaScriptを記述する

11-4 Flotr2でグラフやチャートを描画する

11-5 GmapsでGoogleマップを表示する

11-6 Underscore.jsの便利な関数を使用する

11-7 jQueryでUIを効率的に作る

11-8 Prototype.jsで動的Webページを作る

11-9 Senchaでリッチなスマートフォン向けサイトを作る

11-10 Titaniumでスマートフォンアプリを作る

11-11 Closure ToolsでWebアプリケーションを開発する

11-12 Globalizeで国際化を行う

11-13 Node.jsでサーバサイドをJavaScriptで記述する

HTML 5とかJavaScript MVC、coffee script って流行ってるけど、どんなんかなぁとか思っている人や一口齧ってみようという人には10章と11章を読むだけでも良いです。旬の部分が味わえます。

自分の場合はBackbone.jsを触りたいと思っていながらずっとやっていなかったので、「11-2 Backbone.jsでJavaScriptを構造化する」という章が面白かったです。他にもHTML5系でセンサーを使ったものやデスクトップ通知系のアプリを作ろうとしている人達には、「10-2 センサーを利用してデバイスの傾きを検出する」、「10-15 デスクトップ通知」を利用するが参考になります。

もちろん旬じゃない部分も味わいたい、俺/私はJavaScriptを仕事にしているんです、という人には1章から9章までもオススメです。

8章のパフォーマンス改善系テクニックや3章のテスト系のテクニックはどんな時にも使えるんじゃないでしょうか。

というわけで、是非、手元においておきたい一冊ですね。

最後に

こんな会話を @hokaccha さんとしていたら、著者の @cimadai さんにfavられました (^^;)